10月の服選びに迷ったときに|秋を楽しむレディースコーデのポイント
やっと朝晩が冷え込むようになり、秋の訪れを肌で感じる季節になってきました。
とはいえ昼間はまだ汗ばむこともあり、1日の中での気温差に「何を着て出かければいいのか」と迷ってしまう時期です。朝はニットがちょうどよくても、日中は少し暑く感じたり、逆に夜には冷たい風に震えたり…。そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
この季節におすすめしたいのは、「重ねやすさ」と「素材感」を意識すること。
軽く羽織れるジャケットやカーディガンを一枚プラスするだけで、気温差に無理なく対応できます。特に10月は、厚手すぎないものを選ぶと長い期間活躍してくれます。バッグに忍ばせやすいストールやシャツワンピースも、便利なアイテムのひとつです。
そしてもうひとつ大切なのが「素材感」。
コットンの軽やかさから、ニットやナイロンの少し深みのある質感へとシフトしていくことで、装い全体が秋らしいムードに変わります。光沢のあるナイロンはカジュアルすぎず、上品さも備えているので、大人の女性のデイリースタイルにちょうど良い存在感をプラスしてくれます。
加えて、色使いにも小さな工夫を。
白や黒、グレーなどのベーシックカラーをベースに、カーキ・ブラウン・ボルドー・ネイビーといった深みのある色をひとつ取り入れると、全体の印象がぐっと秋めいて見えます。全身を秋色でまとめる必要はなく、バッグやシューズなどの小物に差し込むだけでも、季節感を楽しむことができます。
服選びに迷った朝も、ちょっとした工夫で一日の気分は大きく変わります。
「今日はどんな1日にしたいか?」をイメージして、その日の自分に心地よいスタイルを選ぶこと。無理をせず、肩の力を抜いて選んだ装いの方が、きっと自然体で輝いて見えるはずです。
RILATOが大切にしているのは、まさにその「楽でおしゃれ」という考え方。
忙しい日常の中で、服を選ぶことが小さなストレスではなく、自分を整える時間になるように。そんな思いを込めて、長く寄り添える服づくりを続けています。
10月の気温の揺らぎを味方にしながら、季節の移ろいを楽しむ装いを見つけてみてください。きっと毎日の景色が、少しだけ違って見えるはずです。